鍼灸師のつぶやき
現代人はなぜ長生きできるのか?
現代人は不健康?
鍼灸をしていると「現代人のカラダのマイナス面」がよく見えます。
運動不足や自律神経の乱れ、ストレス過剰などです。
結果、未病(半健康)な人が多く、そこに鍼灸を役立てて欲しい、という話になるわけです。
「まだ病気になっていないけど、半分病気に片足突っ込んでますよ」「このままではいずれ病気になりますよ」と。
これはたしかにある意味、事実だと思います。
生活習慣病(高血圧・高血糖など)などはまさにこれです。
ゆっくりと何年もかけてジワジワとカラダの健康レベルを下げていき、ある時「症状」となって出てくる頃にはなかなか厄介な状態だったりします。… 全文を読む
鍼灸師の流派の実際
鍼灸師の流派の実際
少々古いですが『第5回鍼灸業態アンケート(医道の日本誌、2011年)』から。
これによると、治療方法として「東洋・西洋医学を折衷している派」が最多で43.3%います。
半数弱ですね。
「西洋医学派」は19.3%・「経絡治療派」は17.8%・「中医学派」は3.1%…などとなります。
自分が中医学を学んでいることもあり、「中医学を標榜している人が少ないな~」というのが第一印象。
ただこれは、「中医学」という名称が出てこないで中医理論が「標準的な東洋医学観」になっているのが原因かもと感じました(あくまで勝手な解釈ですが…)。
大きな数字に戻ると折衷派が最多というのは、実際の治療においてたとえば、基本的には経絡治療的な施術をしつつ、時々に応じて西洋医学的視点で施術したりもする…などの「ごちゃまぜ治療」をしている人が多いということでしょう。… 全文を読む
スタッフがいる鍼灸院を目指すこと
チーム鍼灸院のメリット・デメリット
ひとり鍼灸院からの脱却を2018年前半の目標に掲げましたが、あえなく断念(+_+)
やはり大殺界だからか!?との思いがよぎります(苦笑)
とある細木さん系サイトには『2018年(平成30年)のあなたの運勢は、残念ですが大殺界の【減退】になります。3年連続なのでいい加減にしてほしいというあなたの声が聞こえてきそうですね。』とありました(^^;)
鍼灸学校時代に気学九星も学びましたから、気学はある意味ホームグラウンド。
気学的な今年の運勢は、これまたとあるサイトでは『2018年の2月から本格的に運勢がシフトします。どのように運勢が変わるかというと、一言で言えば絶頂期の時期ということが言えるのです』とのこと。
一体どっちじゃい!( `ー´)ノ… 全文を読む
鍼灸のお勉強とその先
鍼灸のお勉強とその先
1週間ほど前に鍼灸師の国家試験があり、SNSでは「落ちた~(;_;)/~~~」「大丈夫だった(^^♪」などが飛び交っておりました。
試験も難しくなっているようで、受験した方たちはまずはお疲れさまでした。
発表までは気が気ではないでしょうが、良い意味で頭をクールダウンさせてほしいです(笑)
鍼灸学校はちょうど車の教習所のようなもので、国家試験は必要な試験であり、これに受かることはある程度の知識を有している証になりますが、最終的には単なるスタートにすぎません。
資格を取ってからが本番。
勉強はインプットですので、アウトプットがないと活きません。
アウトプットとは実際の施術です。… 全文を読む
良い鍼灸院の選び方
鍼灸院の選び方
今まで鍼灸に関心の無かった人が、いざ鍼灸院を探そうとしてネット検索すると「こんなに数があるの?」と驚くかもしれません。
もしくは、一旦鍼灸に注意が向くと、街のいたるところに「鍼灸」の文字(看板)があることに気づかれるでしょう。
鍼灸ができる治療院は今ものすごく増えています。
その理由はさておき、いったいどのように良い鍼灸院を選択したらよいのか迷うことでしょう。
そのような疑問に、鍼灸師としてお勧めできる院と患者さん目線でも推奨できる院が持つ特徴を挙げてみます。
鍼灸ができる院の種類
鍼灸は鍼灸師しかできませんので、鍼灸ができる治療院には鍼灸師がいます。… 全文を読む