自信について相談される

自信ってつきますか?

自信

施術後、お会計をしている時に患者さんから不意に相談を受けました。
治療とは関係ない話なんですが…と前置きされつつ「自信がない自分に、物足りなさと親しみの両方を感じて葛藤があるのですが、どうしたら良いですか?」という質問。

いきなりの深めの問い(^^;)
少々たじろぎつつも、そんな大きな問いを「こいつに何かしら聞いてみよう」と感じていただけたことは、素直にありがたいと感じました(_ _)

さて、何と答えたか。
その答えを書き起こしてみます。

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(葛藤はなくならないし、それを抱えながらでも)『長所』を伸ばすことに力をいれてみたらどうか、とご提案しました。

長所伸展です。
「自信がない自分」の裏側には、「優しい自分」「気を配れる自分」「偉ぶらない自分」「慎重な自分」などがいるのです。
そういう優しさ・慎重さを伸ばしてみた方が、結果的には成長できると考えます。

もちろん、短所を改善する作業は瞬間的・短期的なら上手くいくテクニックはあるでしょう。
たとえば、来週の会議において大勢の前でプレゼンしなければいけない、というのが具体的・短期的な目的だとします。
そのために「自信がありそうな態度」で臨むためにできる方法はある、と思います。
姿勢を正す、胸を張る、声を大きく、断定口調を意識する…などです。

でも、今回の相談は長期的な成長というハナシでしょうから、その場合、モチベーションが継続しづらいと考えます。

長所伸展は、自信の有無とは関係ないジャンルでもいいと思います。
人に笑顔を向けられるとか、相談にのる時は茶化さず真面目に向き合うとか、そういう自分のプラス面に意識を向けるということですね。

意識を自分の弱い部分(ネガティブな部分)にフォーカスしていると、どうにも建設的になれないでしょう。
ですので、意識のフォーカスを「自分の強い部分」に当てるように心がけてはいかがでしょうか。

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上手く悩みに応えられたかは定かではありませんが、このようなことをお話ししました。