切迫早産

・病院で「切迫早産ぎみ」と言われ不安が強い
・日常生活を気をつける以外の何かがしたい
・もともとお腹が張りやすい

このような悩みはおつらいですよね。
でも、もう大丈夫ですよ。

当院は婦人科疾患に強く、切迫早産に悩む患者さんに対して20年以上の経験と専門的な施術でサポートしてきました。
東洋医学的にお体を判断し、痛みの少ない鍼と心地よいお灸を用いた施術です。

ぜひ体質改善に一緒に取り組みましょう！

切迫早産とは

まず「早産」とは、妊娠22週～37週未満の間に赤ちゃんが生まれることを言います。
「切迫早産」とは、その手前の早産しかかっている状態です。

切迫早産では分娩の時に起こる現象が早く現れることがあります。
症状は出血、おなかの張り、破水などです。
陣痛や背部痛などの兆候が出ることもあります。
ただし、これらの症状が全くない方や、あっても軽い方など、様々な状態があります。

まずは、いつも行かれている産婦人科の病院へ行きましょう。
子宮の収縮具合、子宮口の開き具合、子宮頸管の状態などを検査し、早産の危険性を判定してくれます。

もし切迫早産になっても発見が早ければ、ほとんどの場合、妊娠37週目以降までも持たせる事が可能ですので安心して下さい（37週以降は正常な出産時期です）。
病院での一般的な切迫早産の治療は、安静と薬物療法です。
医師の指示に従って生活して下さい。

切迫早産に鍼灸ができること

切迫早産で「早産の兆候が出ている」場合は、病院に入院しての安静が必要なため、基本的には鍼灸は対象とはなりません。

日常生活が送れる程度の切迫早産や早産しやすい体質の妊婦さんには、鍼灸で治療していくことができます。
鍼灸では「お母さんの胎内環境を整えること」を目的とした施術をします。

東洋医学では、妊娠はお母さんにとって大きな負担（エネルギーの消耗と渋滞を招く）と考えます。
胎児を大きく育てはぐくむために、お母さん自身が摂取した栄養や酸素などを共有して使います。
また、赤ちゃんを体内にとどめておくために、お母さん側の「保持しておくエネルギー」が絶えず使われています。
さらに、胎児という（今までなかった）障害物が体内にあることで気血のめぐりも妨げられやすくなり、お母さんの体のコンディション維持はますます大変になります。

さらにさらに付け加えれば、初めての妊娠中はさまざまな不安を覚えるものです。
精神的・気持ち的にも疲弊しやすい時期と言えるかと思います。

妊婦さんの「エネルギーを補い」「気持ちを安心させる」作用を鍼灸では引き出します。
疲れを取り、気血のめぐりを活発にし、心を穏やかにする施術です。

お母さんのココロとカラダが充実すれば、正規の時期まで妊娠を保てると考えています。

切迫早産なんて予想外のことがあってご不安も募ると思います。
…が、もう少しの辛抱です。
赤ちゃんも頑張っています。
少しでもお腹の赤ちゃんがいい状態で生まれて来られるように、お母さんも頑張ってください！
私も応援しています。

切迫早産ケアに冷えとストレスを重視するワケ

当院の鍼灸施術は「全身治療」です。
それは、その人ごとに異なった「体質」に効かすためのツボが全身に点在しているからです。
その中でもとくに「冷え」「ストレス」を重視した施術をしております。

鍼灸でも手や足のツボを施術しますと、骨盤内の血流を整えたり、神経の緊張をほぐしたりできます。
鍼灸施術の特徴はここにあります。
手や足という頭とは離れた場所に鍼灸をすることで、体質そのものを改善することができます。

このような施術の結果、マタニティ期の妊婦さんたちのお悩み解消のお手伝いをさせていただくことができました。
あなたのお悩みも当鍼灸院で全力でサポートいたします。

早産予防への鍼灸の論文・研究

国内の研究でも早産予防の鍼灸は有効性を確かめられています。

『骨盤位(逆子)と早産予防の鍼灸』

【早産予防】
●方法と効果
切迫早産に対する灸療法の効果について検討した研究。
対象は切迫早産と診断された16例で、三陰交・湧泉に対してカマヤ灸、せんねん灸の温灸刺激を、至陰には棒灸を行い、更にマイクロ波灸(マイクロ波の熱効果による現代的な灸)により1ヶ所の経穴につき5～6回の刺激を行った。
その結果、切迫早産スコアは減少したことから、灸療法は切迫早産の新しい治療法として有効であるとし、他の薬物療法や点滴との組み合わせで切迫早産の管理がより有効なものになると報告した。

当鍼灸院でも、あなたを元気で健康なお体にするために最大限の施術をさせていただきます。

施術頻度について

【初めての施術】
やはり初めは皆さん緊張されています。
いったい何されるんだろうとドキドキですよね。
その時に通常量の刺激をしてしまうと刺激過度になることもあり得ます。
ですので、はじめの一回は施術を軽くし鍼灸に慣れていただくことが多いです。
そのために「お試し部分鍼灸」というコースも設けています。

【鍼灸治療の期間】
初めのうちは頻度を詰めて週2回程度をおススメします。
はじめは鍼の効果が長続きしません。
カラダが施術によりいい状態になっても、ある程度時間が過ぎてしまいますと、また元の状態へ戻ってしまいます。
4回程度は週2回が最適な期間です。
4・5回程度治療すると症状が落ち着いてくることが多いです。

気分に変化が出てきた、夜寝れなかったのが寝れるようになったなど、この状態になったら週1回程度で様子を見ながら継続していきます。
合計で10回の施術を2～3ヶ月間で受けてみていただくことで、しっかりと変化を出していくつもりです。

鍼灸の狙いは主に「悪くなりづらいカラダづくり」です。
魔法ではありません。
慢性のおつらさが短期間で劇的に変化することは少ないです。
1・2回受けてやめてしまうのは非常にもったいないことだと思います。

【院長より】
いずれの症状・状態も人によって様々です。
頻度・回数も異なりますので、まずはお体の状態を把握をしてからしっかりご提案させていただきます。
まずはお気軽にご相談ください。
平均5回の治療で症状、体の変化を感じていただいております。
もちろん継続的にいらっしゃるかどうかの選択はお客さまのご意思です。
当方は提案のみさせていただきます、強要は一切いたしません。
ご安心ください。

鍼灸院の院長は、長い施術歴と延べ4万人の実績を持つベテランです。
カウンセリングも説明もなくすぐに「では施術を始めましょう」とはしません。
お客さまの話を丁寧に聞き、わかりやすく説明し、質問にも快く答えます。

冷えの有無・睡眠状況・食事はおいしいかなど、全身的なカウンセリングをとても重視しています。
そのため初回はたっぷり時間をとってお話をうかがいます。
その結果の体の状態も丁寧にご説明してから施術に入ります。
ご安心してください。

この温かなカウンセリングが、お客さまとの信頼関係を築きます。

1回で慢性のツラさが劇的に改善するケースもありますが、慢性状は基本的にはゆっくり変化します。
ただし毎回、コリ・痛みは減ったか、冷えはとれたか・・・、施術後に少しでもプラスに変化したことを感じていただけるよう、こだわって施術しています。
鍼灸院では、東洋医学に基づいた脈、舌、お腹などから体を確認し、施術に活かします。
これにより、伝統的な鍼灸療法と現代医学的アプローチを組み合わせて、個別の施術プランを提供します。

鍼とお灸の専門の治療院ですので、施術は痛くなく、お灸も熱くない心地よいものです。
全身のツボを使って全身からアプローチし、体質改善を目指します。

鍼治療の鍼には「心地良く響く刺激感」があります。
これは鍼が効いている証拠などと言われております。
しかし、
そのような響き感が苦手な人も過敏な方にはいらっしゃいます。
そのような方たちにも不快なくしっかり施術ができます。
その理由は、響きまでに至らず浅い鍼をするためです。
もしくは、
刺さないタイプの鍼を使うことでより安心して施術を受けていただけます。
効くのだから怖い・痛い思いを我慢していただく…ような施術ではありません。
その人にとっての最適刺激で、安心・安全に施術していきます。
お客さまは効果的な施術と快適な体験を期待できます。

鍼とお灸を施術できるのは、鍼灸師の国家資格を持った者だけです。
院長はこの「はり師」「きゅう師」資格だけでなく、「介護支援専門員(ケアマネージャー)」「医薬品登録販売者」などの資格もあります。
20年越えの施術歴と延べ4万人の実績を持つベテランです。
幅広い知識と経験から、お話しを丁寧に聞き、東洋医学的にも分かりやすく説明するよう心がけております。