お知らせ・雑記
料金改定のご案内
治療費変更のご案内
日頃より当院での鍼灸治療および東洋医学に深いご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨今の物価上昇、施術材料費の高騰、及びより質の高い施術をご提供するための技術向上、設備投資などの理由により、誠に不本意ながら料金改定を実施させていただくことになりました。
2025年2月1日付で新料金へと移行いたします。
つきましては、患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。
当院では慢性疾患(体質改善)には継続治療が有効との考えがあります。
そのため、新たに「回数券」を設けました。
回数券を使って一定頻度で継続して頂ける場合は、従来(7700円)の治療費よりも値下げとしました… 全文を読む
鍼灸の会報誌に寄稿したハナシ
三旗塾
鍼灸の勉強会・三旗塾に、昔からお世話になっています。
鍼灸学生の頃に勉強会に参加するようになり、北海道や静岡県にいて参加できない時期もありましたが、かれこれ通算25年ほど。
代表の金子先生の講義に惚れて勉強会に参加し始め、その後もご無沙汰していた時期があるにもかかわらず、何か機会があるごとに誘いの声をかけていただき、その気持ちが本当に嬉しくここまできました。
ご縁だなぁと思っています。
数年前は、東京穴性研究会という新プロジェクトの勉強会に誘っていただき企画から数年ご一緒させていただきました。
そこで鍼灸師の仲間もでき、楽しくも充実する時間を過ごせました。
基本的には組織でワイワイやるよりひとりで気ままにやるタイプなので、今でも独学で生きています。… 全文を読む
現代人はなぜ長生きできるのか?
現代人は不健康?
鍼灸をしていると「現代人のカラダのマイナス面」がよく見えます。
運動不足や自律神経の乱れ、ストレス過剰などです。
結果、未病(半健康)な人が多く、そこに鍼灸を役立てて欲しい、という話になるわけです。
「まだ病気になっていないけど、半分病気に片足突っ込んでますよ」「このままではいずれ病気になりますよ」と。
これはたしかにある意味、事実だと思います。
生活習慣病(高血圧・高血糖など)などはまさにこれです。
ゆっくりと何年もかけてジワジワとカラダの健康レベルを下げていき、ある時「症状」となって出てくる頃にはなかなか厄介な状態だったりします。… 全文を読む
鍼灸師の流派の実際
鍼灸師の流派の実際
少々古いですが『第5回鍼灸業態アンケート(医道の日本誌、2011年)』から。
これによると、治療方法として「東洋・西洋医学を折衷している派」が最多で43.3%います。
半数弱ですね。
「西洋医学派」は19.3%・「経絡治療派」は17.8%・「中医学派」は3.1%…などとなります。
自分が中医学を学んでいることもあり、「中医学を標榜している人が少ないな~」というのが第一印象。
ただこれは、「中医学」という名称が出てこないで中医理論が「標準的な東洋医学観」になっているのが原因かもと感じました(あくまで勝手な解釈ですが…)。
大きな数字に戻ると折衷派が最多というのは、実際の治療においてたとえば、基本的には経絡治療的な施術をしつつ、時々に応じて西洋医学的視点で施術したりもする…などの「ごちゃまぜ治療」をしている人が多いということでしょう。… 全文を読む