鍼灸の論文・研究
頭痛薬が効かない緊張型頭痛に対する鍼灸の効果
鎮痛剤が効かない緊張型頭痛に対する鍼灸の効果

緊張型頭痛とは、頭の両側が締めつけられるような頭痛が数十分~数日間ダラダラと続くタイプの頭痛です。
片頭痛のように、前兆や悪心・嘔吐などはなく、動いてもひどくはなりません。
緊張型頭痛のなかでも、「反復発作性緊張型頭痛」とは平均して1ヵ月に1回(始まると数十分~数日間続く)の頻度で起こる頭痛で、「慢性緊張型頭痛」は平均して1ヵ月に15日以上(年間180日以上)の頻度で起こる頭痛です。
それぞれのタイプの緊張型頭痛に鍼灸がどう効果を出すかを調べた研究がありますので紹介します。
『薬剤で期待すべき効果の得られなかった緊張型頭痛に対する鍼治療の臨床的効果』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnt/33/3/33_480/_article/-char/ja
【要約】… 全文を読む
PMS(月経前症候群)のイライラに鍼が効くという研究
PMS(月経前症候群)のイライラに鍼が効くという研究

生理周期で排卵後から月経までの期間に起こる不快な症状を、PMS(月経前症候群)と呼びます。
体の痛みやだるさといった身体的症状のほか、情緒不安定になる、イライラする、落ち込むといったメンタル面での悩みなどです。
生理前(高温期)のホルモンのせい(イライラなどは心のバランスを整えるセロトニンが減少するせい)と考えられていますが、はっきりとは分かっていません。
家事・子育て・仕事と日々の疲労やストレスを感じやすい30代の女性に多いです。
疲れとストレス…。
心身を整えるために「自分をいたわる(生活習慣に気を配る)」のも大切ですね。
今回はそんなPMSで悩む(とくにイライラ)人に、鍼灸が役立てるという研究を紹介します。… 全文を読む
鍼はプラセボか?
鍼はプラセボか?

『鍼はプラセボか?』
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22390147/
【要約】
鍼治療の適応として最もよく知られる肩こりに対し、鍼治療は本当に効果があるのかを証明するために、治療者と患者に治療の真偽を知らせずに治療する「ダブルブラインド法(二重盲検法)」を用いた無作為化プラセボ対照臨床研究を実施した。
その結果、治療しない場合よりも、鍼治療を施した方が肩こり感は改善したが、鍼が刺さっても刺さらなくても一定の肩こり改善効果が認められた。
また肩こりの部位に鍼を刺して治療した場合にのみ、皮下血流に変化が認められた。
これらのことは、「鍼治療を受ける」ことによって肩こり感は和らぎ、特に鍼を刺す治療であれば血流改善の効果も期待できることを示唆する。… 全文を読む
カロリー制限は正常眼圧緑内障に有効との研究
カロリー制限は正常眼圧緑内障に有効?

緑内障は、視神経が徐々に損傷し、視野が狭くなる病気です。
眼圧が高いことが原因の一つとされていますが、眼圧が正常範囲内でも緑内障が進行する「正常眼圧緑内障」もあります。
カロリー制限と正常眼圧緑内障の関係

最近の研究で、カロリー制限が正常眼圧緑内障の進行を抑制する可能性があることが示唆されています。
ある研究では、正常眼圧緑内障モデルマウスに一日おきの絶食をさせたところ、網膜の神経細胞のダメージが減り、視機能が保たれることが分かったという結果が出ています。
… 全文を読む『カロリー制限は正常眼圧緑内障モデルマウスにおける神経変性を改善する』
鍼刺激の局所鎮痛の研究|アデノシンA1受容体
鍼治療の局所鎮痛の仕組み

鍼治療には痛みを和らげる効果があることが古くから知られています。
しかし、「なぜ鍼を刺すと痛みが軽減するのか?」という疑問に対して、現代医学的なメカニズムが完全に解明されているわけではありません。
かつては、鍼灸師の経験則に基づいて「効果があるから実践されている」という考え方が主流でした。
しかし、近年の研究により、鍼治療がどのように痛みを抑えるのか、その仕組みが徐々に明らかになってきました。
この記事では、鍼の局所鎮痛に関する最新の研究を紹介し、鍼灸治療の科学的な根拠について解説します。
また、当院での施術を通じて、どのように痛みの緩和を目指しているのかについてもお伝えします。… 全文を読む












