二人目不妊と鍼灸

二人目を考える時期

二人不妊
二人目の妊娠を考える時期からみてみます。

一人目のお子さんを妊娠してから出産後は、生理が止まっています。
まずは産後に生理が戻ってきてから二人目を考えることになります。

生理が来るのは産後2~10か月後と、個人差がやや大きいです。
まずは生理が戻るのを待ちましょう。

生理が戻ってきたら、授乳中かどうかを確認です。
授乳中はホルモンの関係で流産しやすいなどの問題がありますので、二人目は待っても良いかもしれません。

ひとつの目安として、生理が3回以上来ている・授乳終了予定の1か月前もしくは授乳が終了している、ことを基準にしてみてはいかがでしょうか
だいたいですが、産後1年以上経ったくらいになると思います。

産後の体調を知る上で、生理が再開するようになったら基礎体温をつけてみるのも悪くありません
今のホルモン状況などがわかる基礎体温は有用なデータとなります。
ただし、基礎体温をつけるのは育児をしながらではなかなか大変ですので、ストレスになるようならしなくてよいです。

二人目不妊について

生理周期
一人目を自然妊娠されたので、二人目もすぐに授かるだろうと考えたもののなかなか授からないケースもあります。
逆に一人目を不妊治療で産んだ場合は、二人目も病院の治療が必須かと心配しがちですが、二人目は自然に産まれたりということもあります。

最近では、一人目は普通に妊娠して、二人目で不妊になってしまい、通院するがなかなか妊娠しないケースが増えています

それは以前の妊娠、出産、産後の状態が大きく関係しているからです。
たとえば、一人目の妊娠中には何かトラブルがありませんでしたか?
切迫流産の兆候や早産の傾向などはなかったでしょうか?
また分娩には時間がかかりませんでしたか?
微弱陣痛などで出産まで時間がかかったりしませんでしたか?
そして、産後に身体の変調などなかったでしょうか?

これらがあった方は、身体のエネルギーが低下している場合が多いです

「妊娠力の低下」と言いかえても良いかもしれません。
ですので、二人目がなかなか授かりづらい状況になっている事が少なくなりません。
もちろん、一人目に何の問題もなかった方でも、年齢的には時間もたっているのでお身体の具合は以前とは異なります。

とくに「二人目不妊」と呼ばれるものは、子宮や卵巣も加齢に伴う妊娠力のダウンが原因のことが多いです。
本人の「妊娠できて当然」という思いと「身体の方は出来にくくなっている状況」があると言えます。

妊娠力の低下の理由

・加齢
・夫との性生活の減少
・ホルモン分泌や卵管の癒着や動きの低下(妊娠力の変化)
・授乳状況(プロラクチン分泌)
…などが影響していると思われます。

少しでも気になったら、まずは病院で「今のおカラダの状態」をチェックしてみてください。

二人目不妊治療での注意

夫婦仲よく
●パートナーとしっかりとコミュニケーションを取りましょう
一人目の時と違い、小さな子どもの育児をしながらの治療は負担が大きくなることが予想されます。
パートナーにも育児や家事など、今まで以上に協力してもらう必要があります。
そのためにもよく話し合い、治療に対する足並みをそろえておくことが大切です。

●今の身体の状況を把握するのも大事です
必要なら早めに病院で検査・相談を受けてください。

●一人目のお子さんとの時間にも気を配って下さい
通院などが増えると、お子さんに向ける意識が相対的に低下するかもしれません。
不妊治療は、肉体的にも精神的にも負担が大きいものですから、体の不調やイライラなどで、育児疲れを感じやすくなるかもしれません。
そんな変化をお子さんは敏感に感じとるものです。
治療中でもお子さんに負担をかけないよう、スキンシップを多く取る・甘えさせるなど、安心感を与えられるようにして下さい。

もちろん、ご自分のストレス対策もぜひぜひお願いします。

二人目不妊と鍼灸

鍼灸もどうぞ
一人目・二人目に関わらず鍼灸もお手伝いできることがあります。
エネルギーの低下が原因になる事が多い二人目不妊には鍼灸はうってつけです
詳しくは下記の不妊鍼灸のページを参照ください。

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