婦人科症例6:男性不妊がある妊活

不妊症例5:男性不妊がある妊活|鎌ヶ谷市(新鎌ヶ谷)の鍼灸院

患者さま

20代 女性

初来院

2017年4月19日

お悩みの症状

男性不妊がある妊活

初来院までの経過

4年前から子供が出来たら良いと考えて、子作りを開始するも結果が出ず。
自分たちでタイミングを取り始めて1年たった時点で、婦人科病院に行く。
検査結果は、奥さま(患者自身)は多のう胞性卵巣症候群(PCOS)ぎみとのことだったが、それ以上にご主人に男性不妊(数が少なく運動率が悪い)があった。
年齢が若かったこともあり、すぐには治療はせず1年間様子を見るも、良い結果にはならなかった。
そのため(今から2年前)、不妊専門病院にいき再度検査をする。
まずは人工授精(AIH)で治療を試みるも、やはり精子の問題でAIHも毎度上手くいくわけでなく困難であり、顕微授精にステップアップすることにする。
今より5か月前に採卵。2個の凍結卵ができる。
2回移植し、2回目に陽性反応が出るも5週目で流産。
生理を2周期飛ばしたあとから、再び採卵していこうと考えているが、自分のカラダも鍼灸で体質改善したいと来院。
生理周期が32~40日と長めで一定ではない。
基礎体温は2層になる。
首肩のコリ・腰痛・足のむくみもある。

治療方針

20代という年齢や自覚する体調不良も少ないこともあり、全身的な保健・滋養治療を意識する。
婦人科系では、生理周期の乱れを整え、次回の採卵・移植に備える意味もあり、補腎と肝の疏泄に関するツボを多めに使う。

治療と経過

1回目。
「大巨(+温灸)」に鍼+お灸。「曲池」「陰陵泉」「三陰交」「太渓」「心兪~次リョウにかけての反応穴(+温灸)」「首肩コリの局所穴」に鍼。
2回目以降(1週間に1回ペース)。
その時その時の不調に合わせ配穴は多少変えるも、大きくは同様の治療を継続。
仕事を始めて慣れない作業で首肩が凝ることが多いようだったのでコリ対策は少し多めに行う。
2か月後、採卵をし、7個凍結卵ができる。
採卵の次の周期で凍結卵を移植し、無事着床し、妊娠反応陽性に。
つわりもあるもののさほどひどくなく、不妊の専門病院を卒業するのと同時期に鍼灸も終了とする。

同時に治療した症状

・首・肩のコリと痛み
・足のむくみ
・疲れ

まとめ

年齢は若かったが、若いゆえに病院での不妊治療をしていくことへの不安や不満などもあったことと思う。
鍼灸では、病院での治療による副作用やダメージを最小限に抑えるような治療をして、うまく現代医学的な治療が成果を出すように心がけた。
具体的には温灸を長めに置いて滋養作用をはかったり、コリに部分にはしっかり鍼をしてほぐしたり、などである。
1回目の採卵では2個しか凍結できなかったが、鍼灸開始後の2回目の採卵では7個の凍結卵ができたので、鍼灸を受けていただいた成果と感じて頂けたようである。
嬉しいことだ。