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穀雨|鍼灸師が教える二十四節気の健康法
穀雨の今できる健康法について
穀雨(こくう)は二十四節気の6番目で、4月20日頃から始まる時期です。
2025年の穀雨は4月20日です。穀雨が終わる頃に八十八夜があります。
「百穀を滋雨(ひゃっこくをじう)す」という意味があり、春の終わりに向かう頃、たっぷりと降る雨が田畑を潤し、作物の成長を助けるとされています。
穀雨が過ぎると気温が徐々に上がり、本格的な初夏へと移行していきます。
春は「肝」の働きが活発になる季節と考えます。
「肝」は、自律神経や感情、解毒などを司るとされており、ストレスや不規則な生活が続くと、「肝」の働きが乱れ、様々な不調が現れると考えられています。
春分|鍼灸師が教える二十四節気の健康法
春分の今できる健康法について
春分は、二十四節気の4番目に位置し、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。
太陽が春分点(黄道と天の赤道が交差する点)を通過する時を指します。
暦の上では、この日から夏至までの期間を「春」と呼びます。
春分の時期は、冬の寒さが和らぎ、草木の芽吹きや花の開花など、生命の息吹が感じられる時季です。
また、農作業を始める目安ともされており、種まきや田植えなど、農家にとって重要な時期となります。
昔から、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の祝日にも制定されています。
日本では春のお彼岸とも重なり、祖先を供養する習慣もあります。… 全文を読む
立春|鍼灸師が教える二十四節気の健康法
立春の今できる健康法について
立春は二十四節気の第1番目、春の始まりを告げる日です。
暦の上では冬から春へと季節が移り変わる節目であり、古来より新しい年のはじまりとして大切にされてきました。
2025年は2月3日です。
この日から自然界は少しずつ春の息吹を感じ始め、人間の心身もまた自然と同期して春への兆しを感じていきます。
まだまだ寒さは本番という時期ですが、日は少しずつ伸びていき、春へと移ろうことも実感できます。
立春には、体の内側から温めてくれる食材を取り入れたり、春の芽出しを意識した軽い運動を取り入れるなど、季節の変わり目に合わせた養生がおすすめです。