血流
緑内障患者の眼球血流に鍼治療が有効
緑内障患者の眼球血流に鍼治療が有効
緑内障の原因は複数の要因が考えられています。
もっとも重要な危険因子は「眼圧」です。
西洋医学の緑内障治療では、クスリなどにより眼圧を低下させ、この疾患の進行を止めるため努力がなされます。
しかし、眼圧以外にも緑内障を進行させる要因があるようです。
いくつかの研究では、クスリで十分にコントロールされた眼圧にもかかわらず視野低下が進む可能性のある原因として、「眼球血流の障害」が確認されています。
鍼治療が緑内障の補完代替療法となる可能性を持つ、という研究もいくつかあります。
実際、いくつかの研究では「鍼治療の有益な効果」が報告されています。… 全文を読む
カッピング(吸い玉)療法とは
カッピング(吸い玉)は東洋医学のひとつの療法として、我々鍼灸師が鍼やお灸と併用する形で使っています。
ですので、基本的には健康増進や病気治療に使われます。
アスリートがメンテナンスに鍼灸と併用してカッピングをするのも見かけます。
また現在では治療目的ではなく、カッピングというとダイエットや美容として女性に人気があります。
日本だけでなく、中国や台湾などでも行われて流行っています。
そんなカッピングについてをご紹介します。
カッピング(吸い玉)について
カッピング(吸い玉)療法とは、透明のカップをツボ(=使用するのは背中やお腹のツボが多い)に吸着させ、カップの中を真空状態にし、血流促進をはかる施術方法です。… 全文を読む
原因不明の黄斑変性症に対する鍼灸症例
黄斑変性症への鍼灸治療
パソコンやスマートフォンの普及は私たちの生活に欠かせないものとなりました。
しかし、その反面、目の疲れや不調を訴える人々も増加傾向にあります。
今回は、40代の働き盛りの男性が、パソコン作業中に左目の視界の歪みに気づき、眼科を受診したところ「黄斑変性」と診断されたケースです。
黄斑変性は加齢に伴う疾患として知られていますが、この患者様は比較的若年であり、原因不明と診断されました。
西洋医学的な治療法がないと言われ、不安を抱えていた患者様が当院の鍼灸治療を受け、症状の改善をみた経過をご報告いたします。
この記事を通して、原因不明の目の不調でお悩みの方々に、鍼灸治療という選択肢を知っていただくとともに、当院の治療に対する理解を深めていただければ幸いです。… 全文を読む