慢性頭痛に「薬+鍼灸」が最強のワケ|研究論文

頭痛治療に鍼灸を勧める理由

慢性頭痛に鍼灸|千葉県|松戸・船橋・鎌ヶ谷|鍼灸治療院

どこが痛くてもイヤですが、頭が痛いのもツラいですよね…。

カゼの時だけ一時的に…ならまだしも、定期的に慢性的に起こる頭痛は本当に精神的にも不安になるし、日常生活の質を大きく低下させます。

慢性頭痛の西洋医学的な治療は、β遮断薬・抗うつ薬・抗けいれん薬などの予防薬の組み合わせや、頭痛発作が出た場合はトリプタンや非ステロイド性抗炎症薬などを使って継続的に治療することが必要な場合が少なくありません。

ただし、必ずしもすべての頭痛が薬でコントロールできるわけではありません。

診断が不完全であったり間違っていたりなどの理由で薬物療法が不十分であったり、その他の要因で投薬治療が失敗することもあります。

そんな慢性頭痛で悩まれる人へ、クスリ以外の治療手段を検討してみて下さい。

鍼治療はその有力な選択肢になります。
鍼灸治療は、頭痛を含む多くの「痛みの改善」において長い歴史を有しています。

ただ、歴史があると言ったり、鍼灸師である私が「頭痛には鍼灸が良いですよ」と言うだけでは、納得しづらいかと思います。

そこで今回は、慢性頭痛に鍼灸が役立つかどうかを調べた研究をご紹介して、鍼治療が頭痛改善の選択肢になり得ることをお伝えします

研究内容と結果

『慢性頭痛の補助療法としての鍼治療の有効性』
https://www.ejim.mhlw.go.jp/doc/pdf/h88.pdf

【概要】

・慢性頭痛の34人の患者を『真の鍼治療グループ』と『偽の鍼治療グループ』の2つのグループに分類する。
(偽の鍼とは、真の鍼グループと同じツボで、鍼が皮膚には刺さらない細工をした施術。)

・治療開始から1ヶ月後と2ヶ月後の自覚された頭痛の度合い・頭痛回数・飲んだ鎮痛薬の数・生活の質などで比較した。

【結果】

・真の鍼治療群は(偽の鍼群に比べ)慢性頭痛の改善により効果的であった。

鍼治療は慢性頭痛の程度・使用される鎮痛薬の量・および生活の質を改善するので、慢性頭痛の補助治療に適している、と結論付けています

【施術方法】

・真の鍼治療群で使ったツボは、頭痛に適した局所取穴と経絡を使った遠隔取穴を行った。

・使用されたツボは、合谷LI4、内庭ST44、外関TE5、足臨泣GB41、太衝LR3、内関PC6、神門HT7、列欠LU7、印堂Yintang、太陽Taiyang、卒谷GB8、陽白GB14、風池GB20などを使用。
施術は得気を感じるような刺鍼で1回当たり25分ていどの施術。
それを週2回(2ヶ月間)で計16回行った。

当院の感想と考察

慢性頭痛鍼灸

当院でも頭痛で悩まれる方に鍼灸治療を施し、結果的に「スッと軽くなった」「痛みが半減した」「痛む頻度が減った」などの感想を頂きます
それらの実体験と、この研究内容は合致しています。

また、
慢性頭痛に対して、鍼灸は効果あるから西洋医学との併用が好ましい、という結果でした。

当院でも、『鍼灸で何でも治る』『鍼灸だけで良い』などというつもりは毛頭ありません。

慢性頭痛はやはり、西洋医学と東洋医学の併用が最適と考えます

西洋医学では、鎮痛薬や(頭痛のタイプによっては)予防薬などの西洋医学的なクスリの治療があります。
それでうまくコントロールできればそれでもいいのですが、あまりにも頭痛の頻度が多かったり、薬を飲む回数が多くなったり、薬が効いていないと感じられるようでしたら、鍼灸を試す価値があります。

西洋薬と鍼灸の併用のメリットは、鍼灸はクスリの効果を妨げることがないことです。
薬は体内に取り込まれて薬効を発揮する療法で、鍼灸は体にあるツボに鍼やお灸をする物理療法です

お互いに作用が異なり、それぞれがうまく力を発揮できる相互作用があると考えます。

また、鍼灸(東洋医学)では、西洋医学とは別の視点が身体をみています。

たとえば、「カラダ全体が健康になれば頭痛は起きづらくなる」とみて全身のコンディションを底上げしていく施術をします。
冷えやすい人は温かく・疲れやすい人は元気よく・イライラしやすい人は穏やかになるような変化を鍼灸で出し、結果的に頭痛がおさめていくと考えます。

東洋医学(鍼灸)の体の見方は、西洋医学のそれとは全然違いますので、新たな視点(切り口)で頭痛にアプローチできます
これも、東洋医学(鍼灸)と併用する価値がある理由になります。

なお、鍼灸を取り入れる際にお伝えしておきたいことがあります。

慢性頭痛に対しての鍼灸は、やはり1回でどうこうなるものではないです。

論文でも、週2回の施術を2ヶ月行っています。
このように、ある程度の継続施術が効き目になってきます。

以上、東西両方の視点で手当てしていくことで、より早く慢性的な頭痛も改善していきます。

クスリだけでなく、他に何かできることはないかと考えたら、鍼灸を試してみてください。
お気軽のお声をかけて下さい、お待ちしています。

当院の鍼灸のご案内

鍼灸治療院ほっと・ばらんす・写真

千葉県鎌ケ谷市周辺には多くの整体院やマッサージ店がありますが、「鍼とお灸の専門院」は当院のみです。
当院が患者さんに選ばれ、そして結果を出せるのには明確な理由があります。

■最適な刺激点を見つけ出します
当院では、25年の経験を持つ院長が、手で体に触れ、脈やツボの反応を的確に読み取ります。
機械には見つけられない「あなたの本当の痛みの原因」を見つけ出し、最適な刺激を行います。

■痛くない鍼と、心地よいお灸
当院で使用する鍼は太さ0.16mmと、一般的な鍼灸院よりもさらに細いものです。
そのため痛みはほとんどありません。
また、お灸も熱すぎることはなく、皮膚レベルへの浅く心地よい刺激(八分灸など)を用います。

■時間をかけた問診と丁寧な説明
初めての鍼灸は不安がつきものです。
当院では施術前にしっかりと時間を確保し、患者さんの話を丁寧に聞きます。
完全予約制のため待ち時間もなく、他の方を気にせず何でも質問していただけます。

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