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つわり(妊娠悪阻)でお悩みならこのツボ【セルフケアお灸】
つわりに効くツボ
つわりの症状は、胃のむかつき・胃もたれ・吐き気・吐く・食べたくない・匂いに過敏・よだれが増えるなどがあります。
東洋医学(鍼灸)では、
つわりは代表的なもので「脾胃(消化吸収の働き)」「肝(メンタルや自律神経の働き)」と関わり合いが深いです。
脾胃の弱いタイプは吐き気に加え、元々疲れやすい人に多く、動くのがおっくうになったり眠気が強い人が多いです。
肝の乱れるタイプは吐き気に加え、元々PMS(月経前症候群)のような症状がある人に多く、ゲップやため息が多かったり頭痛が強い人が多いです。
このように同じつわりでも、体のどこに弱点があるかで対策(使うツボなど)も違ってきます。… 全文を読む
歯ぎしり・食いしばりに効くツボ
歯ぎしり・食いしばりに効くツボ
歯ぎしりや食いしばりは、歯や顎の問題だけでなく、頭痛や肩こりなど全身にも影響を与えます。
無意識に行うことも多い行為でので、それによっての疲労や弊害を軽減するようなケアをしていくことがおススメです。
歯ぎしり・食いしばりとは
「歯ぎしり」とは上下の歯をギリギリとこすり合わせることで、「食いしばり」は就寝中や物ごとに集中している際に無意識に歯を食いしばる癖のことです。
大きなストレスがかかった時や睡眠時などに生じるため、この症状に自覚がない人が多く、無意識に行っている人がほとんどです。
寝ている間に「ギリギリ」と音をたてて歯を強くこすり合わせているため、一緒に寝ている家族に指摘される方もいます。
歯ぎしり・食いしばりの原因
… 全文を読む生理前のニキビに効くツボ
生理前のニキビに効くツボ
吹き出物ができる、肌荒れがひどくなる……など生理前には肌トラブルが増えます。
生理前のあごニキビや肌荒れは、生理周期に応じた女性ホルモンの変動が影響します。
生理の1週間前あたりは、黄体ホルモンが増えるため皮脂の分泌が活発になります。
そのため肌が脂っぽくなってニキビが目立ったり、肌が不安定になってかさつきを起こしたりすることもあります。
生理前の肌あれは、誰にでも起こり得ることです。
生理が終われば肌の状態は回復するのでそれまではあまり気にせず、心身をゆっくり休ませることも大切です。
ただし毎月の生理周期ごとにニキビが増えるのもイヤなものですよね。… 全文を読む
鍼灸の会報誌に寄稿したハナシ
三旗塾
鍼灸の勉強会・三旗塾に、昔からお世話になっています。
鍼灸学生の頃に勉強会に参加するようになり、北海道や静岡県にいて参加できない時期もありましたが、かれこれ通算25年ほど。
代表の金子先生の講義に惚れて勉強会に参加し始め、その後もご無沙汰していた時期があるにもかかわらず、何か機会があるごとに誘いの声をかけていただき、その気持ちが本当に嬉しくここまできました。
ご縁だなぁと思っています。
数年前は、東京穴性研究会という新プロジェクトの勉強会に誘っていただき企画から数年ご一緒させていただきました。
そこで鍼灸師の仲間もでき、楽しくも充実する時間を過ごせました。
基本的には組織でワイワイやるよりひとりで気ままにやるタイプなので、今でも独学で生きています。… 全文を読む
乳がん術後のリンパ浮腫のむくみを鍼灸で減らせるという研究
乳がん術後のリンパ浮腫が鍼灸で改善
乳がんという大きな病気と闘いながら、しかもリンパ浮腫という不安にも対応しなければいけないことは大変な負担かと思います。
鍼灸がそこでお役に立てる…という話を書きます。
リンパ浮腫とは
乳がん治療のひとつに手術があります。
リンパ節転移が有ると、腫瘍だけでなくわきの下のリンパ節手術(腋窩リンパ節郭清)を受けることとなります。
腋窩リンパ節郭清の一般的な副作用のひとつは、腕のリンパ浮腫(腕の浮腫)です。
腋窩(わきの下)のリンパ節を切除すると、手術後に体の老廃物を運ぶリンパの流れが悪くなり、手術した側の腕に溜まり腫れることがあります。… 全文を読む
妊婦さんで腰痛でお悩みの方へ
妊娠中の腰痛に対する鍼灸が73%に効いた報告
腰痛は多くの妊婦さんが経験すると言われています。
原因は「ホルモンの作用(骨盤が開きやすくなる)」「体形や姿勢の変化」「下半身の血行不良」などが考えられます。
ホルモンのはたらきによる骨盤のゆるみの影響で、妊娠4週~15週頃の早い時期から腰痛が起きることがあります。
また妊娠28週~32週頃には、体形の変化や下半身の血行不良が関係する腰痛も増加するようです。
このように妊娠期には腰痛がつきものですが、その悩みに鍼灸で対応できるのではないかという研究をご紹介します。
『妊娠中の腰痛に対する鍼治療』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29482798… 全文を読む
低血圧に効くツボ
低血圧とは
低血圧とは、収縮期血圧が100mmHg以下、拡張期血圧60mmHg以下の場合をいいます。
血圧が低いことは原則として治療の必要はないとされ、高血圧と比べて「血圧が低い」ことはあまり問題にされないことが多いです。
しかし、その症状は多彩でまったく症状がない人から、立ちくらみ、めまい、失神、全身倦怠感(だるさ)、肩こり、朝方どうしてもしっかりと起きられない、手足が冷えるなどの症状を訴える方までさまざまです。
症状として出る場合には、しっかりとした管理が必要なこともあります。
低血圧の原因
低血圧症には原因不明の「本態性低血圧」、立ちくらみや眩暈を覚える「起立性低血圧」、心臓疾患や自律神経失調症などの疾患により出現する「症候性低血圧」などいくつかの種類があります。
この中でも、いろいろな検査をしても原因が分からない低血圧が多く、高血圧とは違い薬での治療は行われず、日々の生活習慣の改善を実践するしかありません。… 全文を読む