目の奥が痛む時のツボ

目の奥の痛みとは

目が痛む写真1
目の奥がズキズキ痛んで、「目が痛いのか頭が痛いのか」って状態になることがあります。
人によっては「目の奥が痛い」、「目のなかの方が痛い」、「こめかみや目の奥の辺りが痛い」など言い方はさまざまです。

なお、
・いつもとは違う充血や吐き気・頭痛などがある
・目が開けられないほど痛む
・視力の低下や目の腫れがある
…などを併せ持つ場合には病院に行き、診察を受けてください。
また、軽い痛みでも長引いていたり、徐々に痛みが強くなったりするようなら、やはり一度受診した方がよいでしょう。

目の奥の痛みの原因は目の使い過ぎ

目が痛む写真2
今回は、多くの人が経験する目の奥の痛みの原因について説明して、対策を書いていきます。
目の奥が痛むことに加え、目の周りがピクピクする、重い、ショボショボする、乾燥してかすむ。

このような症状の場合、目の奥の痛みの原因は「目の疲れ・使いすぎ」です
パソコンを使ったデスクワークの多い人には「疲れ目」はつきものです。
スマホなどを長時間使うケースも見受けられます。
疲れ目がひどくなると、肩こり・頭痛や自律神経の乱れなどを引き起こし、仕事や日常生活に支障が出ることもあります。
そうなる前にぜひケアしましょう!

目の奥の痛みに効くツボ

目が痛むのは、目を養っている気血(栄養などエネルギー)が足りないサインですから、目に気血をしっかり運んであげるようなツボやケアをします。

目のホットパック/アイスパック

ホットパック写真
目の周囲には目に良いツボが多くそろっています。
それをいっぺんに刺激できるのが「ホットパック(アイスパック)」です。
基本的にはホットパックでよいでしょうが、目の周囲に熱を持っている場合(充血がひどいなど)はアイスパックがよいです。

蒸しタオルを目の上にあててると血流がよくなり、疲れも解消しやすくなります。
ホットパックは、濡らして絞ったタオルを電子レンジで30秒から1分チンします。
やけどしないように、手のひらで温度を調整してから目の上に置きます。
時間とともに冷えてきますので、もう少し当てたければ再度電子レンジで温めます。

アイスパックは、濡らして絞ったタオルを冷凍庫(冷蔵庫)にいれ1時間くらい冷やします。
冷たく気持ちよいと感じられればアイスパックが合っています。

合谷(ごうこく)

親指と人さし指の骨がまじわったところから、やや人さし指よりのへこみが合谷です。

風池(ふうち)

首の後ろの左右のスジに指をおき、指をすり上げていきます。髪の生え際まできたら、左右外側のくぼみでいちばんへこんでいるところが風池です。

太陽(たいよう)

目尻と眉尻の真ん中からやや後ろの部分で、こめかみの中央部にあります。
太陽穴写真

まとめ

目の痛みまとめ写真
目の奥に痛みを感じるときには、目を休めることが何より大切です
目の周りの筋肉や首肩の筋肉がコリコリになっています。
これらを緩めるようにリラックスさせましょう。

一番は目を使わずに、十分な睡眠をとることです。
それに加え、蒸しタオルで目を温めたりツボ押しなどセルフケアをしてみて欲しいです。

ただし、
慢性化した目の疲れや首肩コリや頭痛などは、セルフケアだけではなかなか改善が難しいものです。
その際は鍼灸院での本格的な施術を受けて、体質改善することもおススメです。
もちろん1回で大きく劇的に変化することはないかもしれません。
※施術後に「目がすっきりした」と仰られる方は少なくないですが…。

継続的に施術を受けることで、目の痛みが出づらいカラダを作っていくお手伝いをしたいと考えています。
関心があれば活用してみてください。