鍼灸院内のBGM、最適な音量は?
ほとんどの鍼灸院で何かしらBGMをかけるのではないかと思います。
●まず、どのようなジャンルの音楽か
●それを、どのくらいの音量でかけるか
注意したことがありますか?
BGMに関しては研究も少なからずありそうです。
飲食店など、BGMが及ぼす影響もかなりあるはずです。
飲食店で料理も接客もまるっきり同様にしてBGMだけを変えた時にお客さんが抱く店への印象が変わるかという研究を、以前読んだことがあります。
当然のように、結果には違いが出ました。
鍼灸院でもBGMは無視できない要素だと思われます。
今回は、音量の話。
『治療院におけるBGMの適切な音量に関する検討』という研究があります。
ここで語られることは、患者さんにとって最適だと思う音量と治療者が最適だと思う音量には違いがある、ということです。
当たり前と言えば当たり前なのですが、ひとり治療院をやっていると意外と盲点かもしれません。
音量に関しての結論は、ヒーリングミュージックを選んでおくとお互いにとって無難である、というものでした。
ヒーリングミュージックの場合、治療家も患者さんも「気に入る音量の層」が同じになる(ようだ)ということでした。
なるほど、です。
もちろん、何がベストかなんて一概には言えませんよね。
個人的にはラジオを流すのは良いとは思いませんが、ラジオ的な雰囲気がマッチする治療院でしたらそれがベストチョイスかもしれませんし…。
普段何気なくかけている音楽で患者さんの「何か」に影響するのであれば、良い影響を出したいものです。
ちなみに私自身は、ネイチャーミュージック(自然の音と演奏が平行して流れるような音楽)を流していますが、今後は、音量にも注意します(^^)/