養生
7月の不調と東洋医学|夏バテは気力不足から起こる
7月の不調と東洋医学的な対処法

7月に入り、本格的な暑さがやってきました。
気温30℃超えの日が続き、クーラーの効いた室内と外気の行き来で体が悲鳴を上げます。
学童期のお子さんがいれば夏休みも始まり、昼食作りや日々のスケジュール管理など、お母さんにとってはご自身のペースが乱れやすく、気苦労の絶えない時期の到来でもあります。お疲れ様です。
この時期、「食欲が落ちた」「少し動いただけで動悸がする」「疲れが抜けないのに、夜は眠れない」といったご相談が急増します。
これらは一般的な「夏バテ」として片付けられがちですが、東洋医学では、夏の暑さは「気」と「水(津液)」を大きく消耗すると考えます。
これが夏バテの根本原因です。
今回は、7月に起こりやすい心身の不調を、東洋医学的に解説し、セルフケアに取り入れていただけるような対策をご案内します… 全文を読む
5月の不調と東洋医学|「五月病」はなぜ起きる?
5月の不調と東洋医学での対処法

ゴールデンウィークが明け、気候も暑いくらいの日も増えてくる季節になりました。
このGWが明ける頃になると「なんだか体が重い」「気力が湧かない」「食欲が落ちた」といった不調を感じる方は多いものです。
世間ではよく「五月病」と呼ばれますね。
鍼灸院のある、ここ千葉県鎌ケ谷市でも、本来は陽気が心地よいこの季節に、心身の疲れが一気に表面化します。
「心の問題」「ただの気のせい」と捉えがちですが、東洋医学では明確な理由があります。
当院にも、30代から50代の、仕事に家事に育児にと日々奮闘されている女性が多く来院されます。
「心の問題だから、気合で乗り切らなきゃ」と無理を重ねていませんか?… 全文を読む
4月の不調と東洋医学|新生活の疲れは4月に出る
4月の不調と東洋医学での対処法

4月は、東洋医学では「古いものを押し出し、新しいものが芽吹く、生命エネルギーが爆発する時期」です。
私たちの体内のエネルギー(気)も外へ、上へと向かいます。
東洋医学では、春は「肝(かん)」の働きが活発になる時期と考えられています。
肝は「気(エネルギー)」や「血」の巡りを調整し、精神状態や自律神経とも深く関わっています。
しかし現代社会の4月は、自然界の変化に加えて、新年度・人事異動・子どもの進学・生活リズムの変化など、心身に大きな負担が重なりやすい時期です。
また花粉症による睡眠の質低下や集中力の低下も、体調不良を招きやすくなります。
春は本来、体も心も伸びやかに動き始める季節です。… 全文を読む
3月の不調と東洋医学|春のストレスが体に出る理由
3月の不調と東洋医学的な対処法

3月は卒業や転勤、生活環境の変化が重なりやすく、心身ともにストレスがかかりやすい季節です。
気候面でも寒暖差が大きく、体は冬から春へ順応しようと変化を続けています。
東洋医学において、春は五行の「肝(かん)」が主役となる季節です。
肝は本来、のびのびとした状態を好みますが、急激な環境変化や精神的プレッシャーを受けると、その機能がスムーズに働かなくなります。
春は陽気(エネルギー)が外へ広がる時期ですが、この変化に適応できないと『気滞(きたい)』と呼ばれる気の停滞が起こります。
その結果、精神的ストレスが体の症状として現れやすくなるのが3月の特徴です。
今回は、3月に起こりやすい心身の不調を、東洋医学的に解説し、セルフケアに取り入れていただけるような対策をご案内します… 全文を読む
2月の不調と東洋医学|春の入口に起こる不調
2月の不調と東洋医学的な対処法

2月は暦の上では「立春」を迎え、いよいよ春が始まります。
東洋医学において、冬はエネルギーを蓄える「陰」の時期でしたが、2月はその蓄えた力が外へ向かって動き出す「陽」への転換期です。
しかし、現実は「三寒四温」の言葉通り、真冬のような寒さと春の暖かさが交互にやってくる過酷な時期でもあります。
鎌ケ谷の街にも冷たい北風が吹いたかと思えば、翌日は春一番を思わせる温かさになります。
この急激な変化に、私たちの体温調節を司る自律神経は悲鳴を上げています。
また、東洋医学ではこの時期、体表面を守るバリア機能である「衛気(えき)」が不安定になると考えます。
この変化に体が順応できないと、自律神経や免疫のバランスが乱れやすくなります。… 全文を読む
江戸時代の女性が実践した「美と健康」|現代にも役立つ江戸の養生・5
江戸の女性の美と健康|髪・肌・姿勢を整える秘訣

「美は一日にしてならず」とはよく言ったもので、美しさを保つためには日々の積み重ねが大切です。
現代女性の美意識も高いものがありますが、江戸時代の女性たちも美に対する意識は高く、様々な工夫を凝らしていました。
現代の私たちが憧れる美しい髪、健やかな肌、そして優雅な姿勢。
じつは江戸時代の女性たちもこれらを大切にし、独自の「美養生」を実践していました。
化学製品がなかった時代だからこそ、自然素材を活かした美容法や、身体の使い方に工夫を凝らしていたのです。
今回は、江戸時代の女性たちが取り入れていた美の習慣を紐解きながら、現代のライフスタイルに活かせるヒントをご紹介します。… 全文を読む
「冷え」を防ぐ江戸の知恵 |現代にも役立つ江戸の養生・3
冷えは万病のもと!江戸時代の冷え対策とは?

「冷えは万病のもと」とは、古くから伝えられてきた養生の考え方です。
とくに江戸時代の人々は、現代よりも寒さへの対策が必要でした。
今のように暖房設備が整っていなかったため、衣食住のあらゆる工夫で冷えを防いでいたのです。
冷えは血行不良や免疫力低下を引き起こし、生理不順や不妊、肌荒れなど、様々な不調の原因になると考えられていたからです。
江戸時代の冷え対策には、お灸や白湯(さゆ)、和漢の食材を使った食事など、現代にも通じる知恵が数多くあります。女性たちは、「温活」ともいえる生活習慣を実践し、健康を守っていました。
今回は、そんな江戸時代の冷え対策を紹介し、現代の私たちの生活に活かせる方法をお伝えします。… 全文を読む
東洋医学を日常生活で活かす|鍼灸師による東洋医学・10
東洋医学を日常生活に取り入れよう

現代社会ではストレスや不規則な生活、偏った食事などが原因で、さまざまな体調不良が起こります。
そんな中で、東洋医学の考え方を取り入れることで、より健康的な生活を送ることができます。
今回は、これまで解説してきた東洋医学の基本概念を振り返りながら、日常生活に活かせる具体的な養生法を紹介していきます。
東洋医学の基本的な考え方
「気・血・水」のバランスを整えることが健康増進に役立ちます。
東洋医学では、身体の健康は「気(エネルギー)」「血(栄養)」「水(体液)」のバランスが取れていることが重要だと考えます。… 全文を読む






