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江戸時代の女性が実践した「美と健康」|現代にも役立つ江戸の養生・5
江戸の女性の美と健康|髪・肌・姿勢を整える秘訣

「美は一日にしてならず」とはよく言ったもので、美しさを保つためには日々の積み重ねが大切です。
現代女性の美意識も高いものがありますが、江戸時代の女性たちも美に対する意識は高く、様々な工夫を凝らしていました。
現代の私たちが憧れる美しい髪、健やかな肌、そして優雅な姿勢。
じつは江戸時代の女性たちもこれらを大切にし、独自の「美養生」を実践していました。
化学製品がなかった時代だからこそ、自然素材を活かした美容法や、身体の使い方に工夫を凝らしていたのです。
今回は、江戸時代の女性たちが取り入れていた美の習慣を紐解きながら、現代のライフスタイルに活かせるヒントをご紹介します。… 全文を読む
霜降|鍼灸師が教える二十四節気の健康法
霜降の今できる健康法について

霜降(そうこう)は二十四節気の18番目で、例年10月23日頃から11月6日頃にあたります。
2025年は10月23日です。
秋が深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなり、文字通り「霜が降り始める頃」を指します。
日中の陽気はまだ残るものの、空気は乾燥し、草木は枯れ、虫たちは土に帰り、自然界は冬支度を始めます。
紅葉が鮮やかさを増し、食べ物が美味しくなる一方で、体は徐々に冷えの影響を受けやすくなります。
この時期は、冷えが本格化する前の準備期間でもあり、体を冷やさず、気血の巡りを保つことが大切とされます。
今回は「霜降(そうこう)」の時期を健やかに過ごすためのヒントをお届けしますので、ぜひ最後までお読みください… 全文を読む
お灸で悪霊退散!?
お灸は悪霊退散の意味を持つ?

日本のお灸の歴史は、大陸からの伝来と独自の発展を遂げてきた、深く豊かな物語です。
遥か昔から人々の健康を支え、時には命を救う役割も果たしてきました。
日本において、お灸が直接的に「悪霊退散」の意味で用いられていたという明確な歴史的記述は、限定的であると考えられます。
しかし、古代から病気や災厄が悪霊や神の祟り、物の怪などによって引き起こされると考えられていた時代背景を考慮すると、間接的にそうした信仰と結びついていた可能性は十分にあります。
当時の病気に対する認識は、現代の科学的なものとは異なり、原因不明の病や災厄は超自然的な力によるものと捉えられがちでした。
そのため、医療行為自体が祈祷や呪術と混同されたり、あるいは密接に関連していた時期があったと考えられます。… 全文を読む
寒露|鍼灸師が教える二十四節気の健康法
寒露の今できる健康法について

寒露(かんろ)は、二十四節気の17番目で、例年10月8日頃から10月22日頃までの期間を指します。
2025年は10月8日です。
この時期は、夏の陽気が完全に姿をひそめ、秋の深まりを感じさせる頃です。
朝晩の冷え込みが一段と厳しくなり、露が冷気によって凍る寸前まで冷たくなることから「寒露」と名付けられました。
秋が深まると同時に、冬の気配が忍び寄ってくる季節です。
空気は澄み、紅葉が始まり、自然界の動植物も次第に冬支度を始めます。
人間もまた、身体と心を「冬に備える準備期間」として、この時期を大切に過ごすことが求められます。… 全文を読む
虫刺されにお灸?|東洋医学で解消する方法
虫刺されにお灸

夏のレジャーや庭仕事で避けられないのが虫刺され。
かゆみや腫れに悩まされることも多いですよね。
夏のレジャー…云々と書きましたが、昨今は真夏より逆に涼しくなり始める秋の方が蚊が多いようですので、今回はこの時期に記事を書きました(苦笑)
虫刺されには、一般的には塗り薬や冷やすことで対処しますよね。
ただ、じつは東洋医学の知恵、特にお灸が虫刺されに効果的なことをご存知でしょうか?
東洋医学では古くから「お灸」を虫刺されのケアに使ってきました。
お灸は血流を改善し、気血の巡りを整える作用があり、腫れやかゆみを鎮めるサポートになると考えられています。… 全文を読む
妊活中のカフェイン、東洋医学から見た「飲む」or「やめる」?
妊活中のカフェイン|東洋医学の視点

当院には不妊治療中の女性が多くいらっしゃいますが、とくによくご質問いただくのが、「カフェインって妊活にどう影響するんですか?」というお悩みです。
コーヒーや紅茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインは、現代人の生活に欠かせない存在になっています。
けれど、妊活中においては、その摂取量や体への影響について、少し見直してみる必要があります。
東洋医学の視点からは、カフェインは「ある体質」や「ある症状」を持つ方にとって、思いのほか大きな影響を及ぼすことがあります。
今回は、東洋医学の観点から、妊活中のカフェイン摂取(主にコーヒー)について掘り下げていきます。
あなたの体質に合わせたカフェインとの向き合い方を知ることで、妊活をよりスムーズに進めるヒントが見つかるはずです。… 全文を読む
鍼灸での老廃物デトックス
鍼灸による老廃物の排出効果

「なんだか体がダルい」「肩や首がカチコチ」「肌の調子が悪い」…。
日々の生活で、そんな不調を感じていませんか?もしかしたら、その原因は体内に溜まった「老廃物」かもしれません。
現代社会はストレスが多く、体が冷えやすい環境にあります。
これらはまさに、老廃物が溜まりやすい条件そのものなのです。
鍼灸と聞いて、肩こりや腰痛をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし、東洋医学の視点から全身を診る私たちの本格的な鍼灸は、体の表面的な症状だけでなく、内側からの立て直しを得意としています。
そして、その重要な働きの一つに、「老廃物の排出を助ける作用」があるのです。… 全文を読む
白露|鍼灸師が教える二十四節気の健康法
白露の今できる健康法について

白露(はくろ)とは、二十四節気の15番目の節気で、毎年9月8日頃から約15日間を指します。
2025年の白露は9月7日です。
野草に朝露が宿り、白くきらめく様子から名付けられました。
この頃になると、夏の暑さが和らぎ、朝晩の冷え込みが感じられるようになります。
日中の残暑はまだ厳しいものの、空は高く澄み渡り、秋の訪れを実感できる季節の変わり目です。
稲穂が実り、虫の音が響き渡るなど、自然界が新たなサイクルへと移行していく様子が感じられます。
今回は「白露」の時期を健やかに過ごすためのヒントをお届けしますので、ぜひ最後までお読みください… 全文を読む
ドイツの2025年子宮内膜症ガイドライン、鍼治療を推奨
ドイツの「子宮内膜症ガイドライン」で鍼治療を推奨

近年、西洋医学の分野でも、子宮内膜症に対する鍼灸治療の有効性が注目され始めています。
2025年6月16日、ドイツにおいて子宮内膜症の診断と治療に関する「S2kガイドライン」の最新版が発表されました。
※「S2Kガイドライン」は専門家の「コンセンサス(Konsensus)」に基づくガイドラインです。
2020年版を刷新するこのガイドラインは、その内容と方法論の両面で多くの重要な変更が加えられております。
この新ガイドラインは、患者中心のアプローチをより強く打ち出しており、その中で補完療法、特に鍼治療が初めてエビデンスに基づいた推奨として位置づけられたことは注目に値します。… 全文を読む
めまいに効くツボ
めまいに効くツボ

めまいは本当につらい症状ですね。
グルグル目が回る、フワフワして雲の上を歩いているよう、あるいは立ち上がるとクラッとしてしまう…。
いつ起こるか分からない不安感もあり、日常生活に大きな支障が出ていることとお察しします。
私自身も突発性難聴を発症した数年前に、寝たまま顔を横にもできないくらいの猛烈なめまいを経験しました。
あれは、不安になったし、本当に怖かったです。
突発性難聴かメニエール病ではないか!?と自己分析していたので、死にはしないと思いましたが、逆に「死なないでこのめまいが長期間続いたらどうしよう!?」って本気で心配しました…。
(おかげさまでその後、数ヶ月でめまいはほぼ完治しました。)… 全文を読む
全身性エリテマトーデス(SLE)に効くツボ
全身性エリテマトーデス(SLE)に効くツボ

「この原因不明の辛い症状と、いつまで付き合えばいいのだろう?」
全身性エリテマトーデス(SLE)のような自己免疫疾患を抱え、そんな風に感じていらっしゃる方は少なくありません。
西洋医学の治療を受けていても、なかなかすっきりしない、あるいは薬だけに頼ることに不安を感じることもあるでしょう。
もしあなたが今、そんな袋小路にいるような感覚なら、少し視点を変えてみませんか?
古来より受け継がれてきた東洋医学には、あなたの体の声に耳を傾け、根本的な体質からバランスを整えていく知恵があります。
今回は、東洋医学から見たあなたの病気のこと、セルフケアのアプローチについて、お話しさせていただきます。… 全文を読む
処暑|鍼灸師が教える二十四節気の健康法
処暑の今できる健康法について

処暑(しょしょ)は、例年8月23日頃から9月7日頃までの期間を指し、二十四節気の14番目の節気です。
2025年の処暑は8月23日です。
暑さが和らぎ、厳しい残暑が峠を越す頃とされています。
稲が実り始め、農作物にとっては収穫の準備に入る大切な時期でもあります。
実際にこの時期になると朝晩には涼しい風を感じることもあり、少しずつ秋の気配が感じられるようになります。
しかし、日中はまだ残暑が厳しく、寒暖差が大きり始めるのもこの時期の特徴です。
また、台風の季節とも重なるため、天気が不安定で、気圧の変化や湿気が心身に影響を与えることもあります。… 全文を読む
突発性難聴には漢方か鍼灸か?
「突発性難聴」には漢方薬か鍼灸か?

突然の聴力の低下や耳鳴りが起こり、心の負担は計り知れないことと思います。
突発性難聴は、早期の適切な治療によって聴力回復の可能性が高まります。
西洋医学的な治療としては、ステロイド薬の投与や高圧酸素療法などが一般的ですが、東洋医学(漢方や鍼灸)も有効な手段の一つです。
重要なこととしては、突発性難聴は早期の治療が大切です。
あやしい症状が現れたら、早めに西洋医学(病院)を受診し、適切な治療を受けるようにしてください。
東洋医学では、突発性難聴の原因を、体内のエネルギーや血液の巡りの乱れ、ストレスや疲労などによる心身のバランスの崩れと捉えます。
そこで、あなたの体質や症状に合わせて、漢方薬を処方したり、鍼灸治療を行うことで、体全体の調子を整え、自然治癒力を高めることを目指します。… 全文を読む
鍼灸の安全性 – 痛くない? 怖い?|鍼灸の世界・5
鍼灸の安全性

このシリーズでは、鍼灸の世界をより身近に感じていただけるよう、様々な情報をお届けしています。
今回は第5回目。
多くの方が鍼灸に対して抱くかもしれない疑問や不安、「痛いの?」「安全なの?」「副作用はないの?」といった点についてお話ししたいと思います。
たとえば40代の女性の皆さんの中には、仕事や家事、子育てに加えて、ご自身の体の変化を感じ始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「なんだか疲れが取れない」「冷えが気になる」「眠りが浅くなった気がする」など、これまでとは違う体調の変化に戸惑ったり、不安を感じたりすることもあるかもしれません。
そんな時、「体に優しい方法で改善したいな」と思いつつも、「鍼って痛そう」「お灸って熱そう」というイメージから、一歩踏み出せずにいる方もいらっしゃるかもしれませんね。… 全文を読む
東洋医学的な円皮鍼の使い方
東洋医学的な円皮鍼の使い方

慢性的な肩こりや腰痛、原因不明の疲労感、さらにはストレスからくる不眠やめまい…。
病院に行っても「異常なし」と言われたけれど、どうにかしたい。
そんな方にぜひ知っていただきたいのが「円皮鍼(えんぴしん)」です。
鍼と聞くと「痛そう」「怖い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、円皮鍼はごく短い鍼をテープで皮膚に貼るため、痛みはほとんどなく、貼っていることを忘れてしまうほどです。
円皮鍼とは、極めて短い鍼(0.3mm〜1.5mm程度)を皮膚に軽く刺した状態で、絆創膏状のテープで固定する医療用具です。
鍼の太さは髪の毛ほどで、貼っていてもほとんど違和感はなく、日常生活に支障はありません。… 全文を読む
立秋|鍼灸師が教える二十四節気の健康法
立秋の今できる健康法について

今回は、二十四節気の13番目の「立秋(りっしゅう)」について、東洋医学の観点から解説していきます。
2025年の立秋は8月7日です。
8月7日から次の二十四節気の次の処暑の8月23日までの15日間ぐらいを指します。
暦の上では秋の始まりとされる「立秋」は、まさに夏の盛り。
この日から暦の上では秋に入りますが、実際にはまだ夏の暑さが続き、「残暑」と呼ばれる時期です。
厳しい暑さが続く中にも、朝晩の風に涼しさが感じられたり、夕焼けの空に秋の気配が感じられたり、少しずつではありますが、季節の移ろいを実感できることから「立秋」と名づけられました。… 全文を読む
「冷え」を防ぐ江戸の知恵 |現代にも役立つ江戸の養生・3
冷えは万病のもと!江戸時代の冷え対策とは?

「冷えは万病のもと」とは、古くから伝えられてきた養生の考え方です。
とくに江戸時代の人々は、現代よりも寒さへの対策が必要でした。
今のように暖房設備が整っていなかったため、衣食住のあらゆる工夫で冷えを防いでいたのです。
冷えは血行不良や免疫力低下を引き起こし、生理不順や不妊、肌荒れなど、様々な不調の原因になると考えられていたからです。
江戸時代の冷え対策には、お灸や白湯(さゆ)、和漢の食材を使った食事など、現代にも通じる知恵が数多くあります。女性たちは、「温活」ともいえる生活習慣を実践し、健康を守っていました。
今回は、そんな江戸時代の冷え対策を紹介し、現代の私たちの生活に活かせる方法をお伝えします。… 全文を読む
男性も産後うつ?つらい気持ちを東洋医学(鍼灸)でサポート
男性(父親)の産後うつと鍼灸

「まさか自分が…」そう思っていませんか?
奥さんの出産という人生の一大イベントを終え、喜びと同時に押し寄せる疲労感、責任感、そして言葉にできない不安感。
もしかしたら、それは男性の産後うつかもしれません。
当院には、これまで多くの産後うつに悩む女性の患者様が来院され、心身のバランスを取り戻すお手伝いをさせていただきました。
お一人おひとりの声に耳を傾け、東洋医学に基づいた丁寧な施術を行っています。
近年、男性の産後うつも決して珍しいものではないことがわかってきました。
もしあなたが今、西洋医学的な治療に抵抗があったり、どう対処すればよいのか分からなかったりするなら、この記事をお読みください。… 全文を読む
血液サラサラの薬を服用中で鍼治療は問題ないか?
血液サラサラの薬(ワルファリンなど)と鍼治療

「血液サラサラの薬を飲んでいるけど、鍼治療を受けても大丈夫なの?」
血液をサラサラにするお薬(抗凝固薬や抗血小板薬)を服用中の方にとっては、鍼施術による出血のリスクが気になるかもしれません。
そこで今回は、血液サラサラの薬を服用している方の鍼治療の安全性について、最新の研究データをもとにご説明します。
最初に結論を書きます。
血液サラサラの薬(抗凝固薬や抗血小板薬)を服用している患者さんへの鍼治療の安全性については、普通の刺激量の手技であれば過度に恐れる必要はないことが示唆されています。
血液サラサラの薬とは
… 全文を読む腸内フローラを整えるツボ
腸内フローラを整えるツボ

腸内フローラとは、腸内に生息する多種多様な細菌群のことで、顕微鏡で見るとまるで植物のお花畑(フローラ)のように見えることから名付けられました。
これらの細菌は、大きく分けて善玉菌、悪玉菌、そしてどちらでもない日和見菌の3種類が存在し、それぞれの菌種や数が複雑に絡み合い、腸内環境を形成しています。
健康な腸内フローラでは、善玉菌が優勢なバランスが保たれています。
善玉菌は、私たちが食べたものを分解し、短鎖脂肪酸という物質を作り出します。
この短鎖脂肪酸は、腸の粘膜を保護し、免疫細胞の活性化を促すなど、私たちの健康維持に不可欠な役割を担っています。
また、腸内フローラはビタミンB群やビタミンKの合成にも関与しており、消化吸収を助けるだけでなく、免疫機能、ホルモンバランス、さらには精神状態にまで影響を及ぼすことが近年の研究で明らかになってきています。
例えば、アレルギー疾患や自己免疫疾患、肥満、糖尿病、うつ病など、様々な疾患と腸内フローラの乱れが関連していると考えられています。… 全文を読む
片頭痛には漢方か鍼灸か?
「片頭痛」には漢方薬と鍼灸どちらを選ぶ?

片頭痛でおツラい日々をお過ごしのこととお察しします。
長年の経験から、片頭痛は単なる頭痛ではなく、日常生活に大きな支障をきたす深刻な症状であることを深く理解しております。
「また頭痛が…」という不安、ズキズキと脈打つような痛み、吐き気や光・音への過敏さ…。
言葉では言い尽くせないほどの苦痛を抱えていらっしゃることでしょう。
無理をして仕事や家事をこなし、あとでぐったりと疲れてしまう、という経験をお持ちの方も少なくないと思います。
本当によく頑張っていらっしゃいますね。
東洋医学の観点から見ると、片頭痛は「気」や「血」の巡りの滞り、またはアンバランスによって引き起こされると考えられます。… 全文を読む





























