6月の不調と東洋医学|梅雨のだるさの正体「湿邪」

6月の不調と東洋医学での対処法

6月の不調と東洋医学・写真1

6月は梅雨の時期で、雨の日が多くなります。

「雨が降る前日に頭が痛くなる」「昔ケガをした古傷がうずく」「体が鉛のように重くて、朝起き上がるのが辛い」

30代から50代の働く女性の患者さんから、この時期に最も多くご相談いただくお悩みです。

気圧の変化による「気象病」などと言われますが、東洋医学ではこの状態を、体の中に余分な水分が溜まった「水毒(すいどく)」の状態であると考えます。

今回は、6月に起こりやすい心身の不調と、それを東洋医学でどう改善するかを解説していきます

6月に起こりやすい心身の不調

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東洋医学では、6月は二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」を迎え(例年6月5日頃)、その後「夏至(げし)」へ移ります。

雨の日が多く、湿気がピークに達する時期です。
東洋医学では、この過剰な湿気を「湿邪(しつじゃ)」と呼び、体外から侵入して悪さをする原因の一つと捉えます。

私たちの体には、食事から摂った水分を全身に巡らせ、不要なものを排出する「脾(ひ)=胃腸などの消化器系」というシステムがあります。
しかし、外気の高い湿度(湿邪)が体に入り込むと、この「脾」の働きが著しく阻害されてしまいます。

脾が弱ると、体内の水分がうまく巡らず、余分な水が溜まる「水毒」の状態になります。

結果、体全体が重だるくなり、気圧の変化で頭痛や関節痛が引き起こされやすいのです。
当院の患者様(特に30〜50代の働く女性)からも、「雨の日の朝が特にきつい」「家事や仕事の集中力が落ちる」という声がとても多いです。

【梅雨に現れやすい主な症状】

・全身の重だるさ・倦怠感
・むくみ(特に足・顔)
・頭重感・雨の日頭痛
・関節痛や古傷の痛み
・胃腸不調(食欲低下、胃もたれ、軟便)

これらは「湿邪が脾を困らせる」典型的なサインです

例えるなら、除湿機の中のタンクが満水になり、機能が停止してしまった状態です

6月には、体がこのような状態になりやすいです。

梅雨を乗り切るための「3つの養生法」

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体内の「除湿機能」を高めるための、ご自宅でできるケアをご紹介します。

■冷たい飲食を控える
「脾(胃腸)」は冷えを最も嫌います。
氷の入った飲み物や生野菜を控え、温かいスープや常温の飲み物で内臓を冷やさないようにしましょう。

■湯船に浸かる
湿度が高いと汗をかきにくく、体内に水分がこもります。
シャワーで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かってじんわり汗をかき、水毒を外へ排出してください。

■豆類・はと麦を摂る
東洋医学では、黒豆や小豆などの豆類、はと麦には優れた利尿作用(水はけを良くする作用)があると考えます。
普段の食事やお茶に取り入れてみてください。

6月の不調に効く代表的なツボ3選

水分代謝を促し、胃腸の働きを助ける重要なツボです。
セルフケアのツボ刺激、セルフお灸などに活用ください。

以下のツボを鍼で刺激すると、湿気がスッキリ抜け、体が軽くなる変化を実感できます。

■陰陵泉(いんりょうせん)

膝の内側、太い骨(脛骨)の下にあるくぼみです。
体内の余分な湿気を抜き取る「脾経」の代表的なツボです。むくみやだるさに優れた効果を発揮します。

■豊隆(ほうりゅう)

下腿(すね)の外側、膝と足首の中間あたりに位置しています。筋肉が盛り上がっている部分で、外くるぶしから親指8本分上の場所。
体内に溜まったドロドロの水分(痰湿)を排泄する作用があり、胃腸の働きを活発にします。

■内関(ないかん)

手首の曲がりジワに薬指をおき指幅3本そろえて人さし指があたっているところ、腕の幅の真ん中が内関です。
自律神経を整え、気圧の変化による頭痛やめまい、胃のむかつきを鎮めるツボです。

当院のアプローチ:痛くない鍼で「湿気」を追い出す

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当院は、鎌ケ谷市で唯一の「鍼とお灸の専門院」です。

平均的な鍼よりも細い0.16mmの「痛くない鍼」と、心地よい温かさのお灸を用い、全身のツボ(経穴)にアプローチします。

機能が低下した「脾」の働きを内側から立て直し、体質そのものを改善することで、体内に溜まった余分な「湿気」を効率よく追い出します。

施術後には、滞っていた水分が巡り、体が温まってこりがほぐれ、心地よい倦怠感の後にスッキリとした元気が湧いてくるのを実感いただけるはずです。

当院は完全予約制であり、臨床歴25年の院長が必ず施術を担当いたします。

「長年、梅雨の時期は体調を崩すのが当たり前になっていた」
「誰かにこの辛さをじっくり聞いてほしい」

そんな方は、誰にも気兼ねすることなく、当院へご相談ください。

鍼とお灸で、重だるい梅雨の時期も快適に過ごせる体づくりをサポートいたします。

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