体は元気なのに妊娠しないのですが?|鍼灸師がお答えします
体は元気なのに妊娠しないのですが?
「病院で原因不明と言われたし、日常生活は元気そのもの。でも、なかなか妊娠しない…」
もしあなたがそう感じているなら、この記事はきっとお役に立てるはずです。
当院には、同じようなお悩みを抱えた多くの女性が訪れ、鍼灸を通して変化を実感されています。
「元気なのに鍼灸?」と思われるかもしれません。
しかし、東洋医学の視点から見ると、「元気」の捉え方は少し違います。
西洋医学的な検査で異常が見つからない場合でも、東洋医学では心身のバランスの乱れ、つまり「未病(みびょう)」という状態に着目します。
この未病こそが、妊娠を妨げている可能性があるのです。
なぜ東洋医学が不妊にアプローチできるのか?
東洋医学では、人間の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つの要素で構成されていると考えます。
気(き):
生命エネルギー。
体を動かす力、免疫力、精神活動などを支えます。
血(けつ):
全身に栄養を運ぶ血液。
女性の場合は、月経や妊娠に深く関わります。
水(すい):
体液。
体の潤いを保ち、老廃物を排出する役割を担います。
これらの要素がバランス良く巡っている状態が健康であり、どれか一つでも滞ると不調が現れると考えます。
不妊の場合、これらの巡りが滞っていることで、子宮や卵巣の機能が十分に発揮されない、ホルモンバランスが乱れる、といった影響が出ている可能性があるのです。
鍼灸は、この「気血水」の巡りを整えることで、本来人間が持っている自然治癒力を高め、妊娠しやすい体づくりをサポートします。
あなたの「元気」は本当に100%?
「元気」と感じている方でも、東洋医学的な視点で見ると、隠れた不調を抱えていることがあります。
例えば…、
肩や首のこり:
自覚していなくても、触ってみるとガチガチになっていることがあります。
これは血行不良のサインです。
冷え:
手足の冷えを感じていなくても、お腹や腰が冷えていることがあります。
冷えは血流を滞らせ、子宮や卵巣の機能を低下させる原因になります。
便秘や下痢:
腸内環境の乱れは、ホルモンバランスにも影響を与えます。
イライラや不安:
ストレスは気の巡りを滞らせ、自律神経のバランスを崩します。
これらの症状は、日常生活に支障をきたすほどではないため、「元気」と認識されがちです。
しかし、東洋医学ではこれらの小さなサインを見逃さず、根本から改善していくことを目指します。
当院の不妊鍼灸の特徴
当院では、20年の施術経験を持つ院長(私)が、延べ4万人以上の患者様を診てきた経験を活かし、丁寧な問診と東洋医学に基づいた検査で、お一人おひとりの体質や状態をしっかりと把握します。
丁寧な問診
時間をかけてじっくりとお話をお伺いします。些細なことでも構いませんので、気になることは何でもお話しください。
東洋医学に基づいた検査
脈、舌、お腹の状態などを診ることで、体の状態を東洋医学的に把握します。
心地よい鍼灸施術
当院の鍼は痛くなく、お灸も熱くありません。
心地よい刺激で、体の深部までじんわりと効かせていきます。全身のツボ(経穴)を使い、体全体のバランスを整えることで、体質改善を促します。
体質改善を重視
単に症状を和らげるだけでなく、根本的な体質改善を目指します。
体質が変わることで、妊娠しやすい体になるだけでなく、心身ともに健康な状態を維持できるようになります。
「元気なのに妊娠しない」というお悩みは、決してあなただけのものではありません。
東洋医学の知恵と鍼灸の力で、あなたの体本来の力を引き出し、妊娠しやすい体づくりをサポートさせていただきます。
もし、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご相談ください。
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