開業8周年と思い出語り
9年目突入
鎌ケ谷市の南初富に再開業して8年がたちました。
9年目を無事に迎えられました。
自分のチカラではなく、来てくれる方たちのおかげです。
ホント“お陰様”です。
ありがたいことです。
初回の開業は9年目で断念したので、このままこの一年を無事経過して記録更新といきたいです。
8年前のちょうど今頃は、今から思えば霞のかかったような時間を生きていました。
当時、妻が亡くなってまだ4ヶ月ほどでした。
闘病生活時代とはまた違った意味で、毎日を生きることで精一杯でした。
将来を見据えて何かに取り組むのは、気持ち的に無理と言うか考えもしなかったです。
日々ただ生きていたなぁ、と思います。
しょっちゅうお墓参りに行っていたのと、毎日子供たちを保育園に送り迎えに行っていたことはよく覚えています。
そうは言っても仕事をしないわけにもいきません。
三島の鍼灸院時代はとても素敵な時間で、自分の中で良い思い出でした。
なのでやはりここでも鍼灸院をやっていこうと決めました。
当時は6歳・4歳・2歳の子供たちを抱えていたので、家の近くで働こうと決めていました。
子供たちは大きくなるので中長期的にそれが必要な事なのかとか、ビジネスとしてそれが妥当な事なのかとか、そんなことは考えませんでした。
とにかく職住接近だ、と。
そして見つけた場所がここです。
ほぼ1年後に東日本大震災があり、職住接近のありがたみを痛感しました。
すぐに子供たちを迎えに行けましたし、家の安否も確認できました。
その後の余震の日々も近いゆえにさほど心配せず過ごせましたし…。
やはり仕事場と家は近い方が良いですね…(^^)
これは自分のなかで、今でもナイス判断だったと思っています。
(亡き妻の見えないサポートのおかげでもあると思っています)
さて、そんなこんなで始まった再開業です。
大事なのは日々の毎日。
アニバーサリーだけが特別な日ではありません。
なので今日も普通に過ぎる一日ですが、少し思い返して書いてみました。
何か特別なイベントする必要はないですが、記憶を振り返るのは重要です。
ちょうど明日は震災から7年。
いろいろと振り返り、そして生きている人間は日々を生きていきましょう!
亡くなった人たちとは必ずいつか会えますから、その日まで!