鍼の捨て方
鍼の捨て方~鍼は医療廃棄物?
鍼灸院で使う鍼は、最近は使い捨てが主流です。
治療ごとに「新しい鍼を出し、使い、捨てる」タイプです。
その使い終わった鍼は、基本的には「ゴミ」になります。
ただ、鍼ゴミに関しては意外とはっきりしていません。
正規のルールでは「単なるゴミ(金物)」扱いです。
ですので、どのように廃棄するかはその自治体のルールにのっとって行えばよいわけです。
可燃ゴミでOKや封をして燃えないゴミとして、など多様のようです。
以前住んでいた静岡県の自治体では「鍼が出ないように蓋をした容器にいれて金物ゴミとして出す」だったように記憶しています。
(※ちょっとうろ覚えです)
今の鎌ヶ谷市ではどうでしょうか?
不明です。…というのも、当院では現在「医療廃棄物」扱いで処理してもらっているので、自治体のゴミとしては出していないからわかりません。
先ほど「はっきりしない」と書いたのは、このように正式なルールではないけれど「できれば医療廃棄物として扱ってほしい」という要望があるからです。
当院では、医療廃棄物処理業者さんと契約を結び、有料で引き取ってもらっています。
専用のごみ箱のような容器にためていくのですが、この箱は一旦ふたをしてしまうとロックされてしまう造りになっています。
ですので最後までふたができないのが難点。
ふたをずらして箱の上に乗せているのですが、何かの拍子にふたが閉じてしまわないように板をかませています。
意外と気をつかいます(笑)
ただ、目一杯溜まるには時間がかかりますが、最終的にふたを閉じるときは結構気持ち良い(^^)/
今回は使い終わった後の鍼の話でした。
※当院の使い捨て鍼の容器。ふたでロックする寸前。