養生
「冷え」を防ぐ江戸の知恵 |現代にも役立つ江戸の養生・3
冷えは万病のもと!江戸時代の冷え対策とは?
「冷えは万病のもと」とは、古くから伝えられてきた養生の考え方です。
とくに江戸時代の人々は、現代よりも寒さへの対策が必要でした。
今のように暖房設備が整っていなかったため、衣食住のあらゆる工夫で冷えを防いでいたのです。
冷えは血行不良や免疫力低下を引き起こし、生理不順や不妊、肌荒れなど、様々な不調の原因になると考えられていたからです。
江戸時代の冷え対策には、お灸や白湯(さゆ)、和漢の食材を使った食事など、現代にも通じる知恵が数多くあります。女性たちは、「温活」ともいえる生活習慣を実践し、健康を守っていました。
今回は、そんな江戸時代の冷え対策を紹介し、現代の私たちの生活に活かせる方法をお伝えします。… 全文を読む
東洋医学を日常生活で活かす|鍼灸師による東洋医学・10
東洋医学を日常生活に取り入れよう
現代社会ではストレスや不規則な生活、偏った食事などが原因で、さまざまな体調不良が起こります。
そんな中で、東洋医学の考え方を取り入れることで、より健康的な生活を送ることができます。
今回は、これまで解説してきた東洋医学の基本概念を振り返りながら、日常生活に活かせる具体的な養生法を紹介していきます。
東洋医学の基本的な考え方
「気・血・水」のバランスを整えることが健康増進に役立ちます。
東洋医学では、身体の健康は「気(エネルギー)」「血(栄養)」「水(体液)」のバランスが取れていることが重要だと考えます。… 全文を読む