猛暑だけどお灸が良いワケ
夏だけど、猛暑だけど、お灸です!
毎日暑いですね。
今日も35度をこえて猛暑日でしょう。
今夏はとびきり暑い(^^;)
いらっしゃる患者さんも暑いので、大汗かいてくる人もいます。
鍼灸院に来た際に、汗をかいているのは全く問題ありません。
健康の証し!
※ただしエアコンがどこでもかかっているので、冷えないように気をつけて欲しいです。
さて当院ではこの暑いさなか、少なからずの人に鍼だけでなくお灸もします。
なぜお灸なのか?
夏場は温灸(棒灸など)のようなジワジワ~っと温めるタイプの灸は控えめになり、ピリッとしたすえるお灸が良いです(写真のようなやつ)。
お灸は一瞬熱い刺激感ですが、ヘンな熱さが後々に残ることは少ないです。
その時だけ。
そしてこんな気温でも意外と気持ちいいものです。
それは、お灸は「弱っている部分を活性化する(元気にする)」作用が強いから。
元々体力的に弱い人・エネルギー不足の人には、お灸が効きますし、気持ち良く感じるはずです。
夏バテなんかも「胃腸の弱り」ですからお灸が良いですね。
体全体としては暑いように感じていても、意外とお腹(とくにおヘソより上)は触ると冷たかったりします。
まさに体からの「お灸をすえて欲しいサイン」です。
まだバテていなくても、バテ傾向の人には予防的にもお灸が良いです。
触って冷えていなくても、ツボにへこみや弱弱しさがあれば、やはりお灸が効きます。
一見暑がりで汗かいているような人にも、この弱った状態のツボが散見されます。
そこにはお灸!
気持ち良いです。
もちろん、本当に温かさやエネルギーが満たされている人や熱さが過剰な人には、お灸は不要ですからしません。
そこはやはり体質次第です。
お灸の刺激が患者さんの体(ツボ)にしみている感じが、据えているこちらにも伝わって来る感覚が好きです(笑)
今年も毎日暑いですが、お灸(モグサ)の消費量は減りませんね!
山椒のようにピリリと小粒でからい的な、夏らしいお灸をすえていきます(^^)/