手指の湿疹にお灸をすえる体験談
なかなか治らない指の湿疹にお灸をすえてみた

今回は、院長が自分自身に施したお灸治療の症例を通じて、湿疹に対する鍼灸(お灸)の効果をご紹介します。
■経緯
普段、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患や、同様の湿疹ができることはほぼありません。
ある日、左手甲側の中指に湿疹が発生しました。
当初は擦り傷や洗剤かぶれかと思い放置していましたが、通常なら自然に治っていくはずが、10日経っても一向に改善せず、むしろ少し悪化してきたため、治療が必要だと判断し、お灸を試すことにしました。
■初診時の症状(治療開始時)
症状は、左手の甲側の中指に赤い湿疹。
状態は、痛みやかゆみはほとんどないが、湿疹部は赤くガサついた状態。
■治療経過(自己治療)
【初日】

湿疹部分に点灸(直接灸)を1壮ずつすえる。
広範囲は傷を囲むように数点。治療開始。
【2日目】

引き続き点灸。
すでに改善が感じられる。
【3日目・4日目】


引き続き点灸。
さらに改善が見られる。
【5日目】

お灸はせずに様子を見る。
かなり良くなっている。
【7日目・10日目】


無治療のまま様子を見る。
自然治癒の方向でさらに改善。
治療結果10日後には、完璧に症状が消失したわけではありませんが、治療開始時と比較して明らかに湿疹が改善したので、記録は終了としました。
お灸を施すことで局所の皮膚状態が改善しました。
以下にお灸施術の動画も載せます。

