腎結石予防の鍼灸症例

腎結石予防

その他例1:健康増進|鎌ヶ谷市(新鎌ヶ谷)の鍼灸院

患者さま

50代 男性

初来院

2012年3月8日

お悩みの症状

虚弱体質・風邪をひきやすい・腎結石があり尿閉になりやすい

初来院までの経過

大きな病気やケガはないが、風邪をひきやすいなど「体の弱さ」を自覚しており、体質改善を希望していた。
また、腎結石・前立腺肥大などもあり泌尿器系の予防に鍼灸を活用できたらと考えている。
以前よりの患者様であった奥さまのご紹介で来院。

治療方針

鍼灸では元々持っている生命エネルギー(腎のチカラ)と胃腸のチカラが相まって日常の健康を作ると考えている。
逆に言えば、このふたつの働きが弱い人は虚弱体質になりやすい。
腎と胃腸(脾胃)のチカラを補うようなツボを多くとることにする。
また、冷えもあるのでホットパックやお灸なども多めに使う。

治療と経過

1回目。
「足三里(+台座灸)」「照海」「陰陵泉」「曲池(+台座灸)」「肝兪~志室にかけての反応穴」に鍼+温灸(+台座灸)。足にホットパック。
2回目以降(2週間に1回ペース)。
その時その時の不調に合わせ配穴は多少変えるも、大きくは同様の治療を継続。
風邪をひいたときは風邪対策。五十肩のような症状の時は肩関節の治療も追加。肩コリ対策等も適宜行う。
結果、風邪もほとんどひかなくなり、結石で苦しむこともなく、健康診断なども「問題なし」とイヤって健康で過ごしながら、2週間に1回程度の鍼灸を継続されている。

同時に治療した症状

・肩のコリと痛み
・疲れ
・冷え

まとめ

この患者さんとは(本記事投稿時で)6年のおつきあいになる。
大きな病気などもなく、「2週間元気にすごせています」というお言葉をいただきながら施術を続けている。
健康増進・病気予防の鍼灸という、まさに理想的な鍼灸のかかり方をされている症例である。
今後も末永く健康のお手伝いをしていきたい。